Grove - デジタル距離センサー 0.5～5cm(GP2Y0D805Z0F)
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Grove - デジタル距離センサー 0.5～5cmは、GP2Y0D805Z0Fをベースとした赤外線距離測定モジュールです。このセンサーの通常の出力は1（HIGH）ですが、対象物がセンサーの測定範囲に入るとトリガーされ、出力が0（LOW）になります。同時に、オンボードLEDが点灯します。その名前が示す通り、測定範囲は0.5cmから5cmです。
Grove - デジタル距離センサー 0.5～5cmには2種類があります：Grove - デジタル距離センサー 0.5～5cm(GP2Y0D805Z0F)とGrove - デジタル距離センサー 0.5～5cm(GP2Y0D805Z0F)(P)。Pの文字がないバージョンでは、レンズとGroveインターフェースが同じ側にあります。一方、Pの文字があるバージョンでは、レンズとGroveインターフェースが異なる側にあります。
GP2Y0D805Z0Fは距離測定センサーで、PD（フォトダイオード）、IRED（赤外線発光ダイオード）、信号処理回路の統合ユニットで構成されています。三角測量法を採用しているため、対象物の反射率、環境温度、動作時間の影響を受けにくく、距離検出が安定しています。
特徴
- 簡単に使用可能
- 統合されたインジケーターLED
- デジタル出力
仕様
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 動作電圧 | 3.3v/5v |
| トリガー範囲 | 0.5cm - 5cm |
| 動作温度 | -10℃ -- 60℃ |
応用例
- 非接触スイッチ（衛生設備、照明制御など）
- ロボットクリーナー
対応プラットフォーム
| Arduino | Raspberry Pi | |||
|---|---|---|---|---|
 |  |  |  |  |
上記で対応可能とされているプラットフォームは、モジュールのソフトウェアまたは理論的な互換性を示しています。ほとんどの場合、Arduinoプラットフォーム向けのソフトウェアライブラリやコード例のみを提供しています。すべての可能なMCUプラットフォーム向けにソフトウェアライブラリやデモコードを提供することは不可能です。そのため、ユーザー自身でソフトウェアライブラリを作成する必要があります。
はじめに
Arduinoを初めて使用する場合は、開始前に[Arduinoの使い方](https://wiki.seeedstudio.com/ja/Getting_Started_with_Arduino/)をご覧になることを強くお勧めします。
Arduinoで遊ぶ
ハードウェア
必要な材料
| Seeeduino V4.2 | Base Shield | Grove - Digital Distance Interrupter 0.5 to 5cm |
|---|---|---|
 |  |  |
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**1** USBケーブルを優しく差し込んでください。そうしないとポートが損傷する可能性があります。内部に4本のワイヤーがあるUSBケーブルを使用してください。2本のワイヤーしかないケーブルではデータを転送できません。使用しているケーブルが不明な場合は、[こちら](https://www.seeedstudio.com/Micro-USB-Cable-48cm-p-1475.html)をクリックして購入できます。
**2** Groveモジュールを購入すると、各モジュールにGroveケーブルが付属しています。Groveケーブルを紛失した場合は、[こちら](https://www.seeedstudio.com/Grove-Universal-4-Pin-Buckled-20cm-Cable-%285-PCs-pack%29-p-936.html)をクリックして購入できます。
ステップ 1. Grove - Digital Distance Interrupter 0.5 to 5cmをGrove-Base ShieldのポートD2に接続します。
ステップ 2. Grove - Base ShieldをSeeeduinoに接続します。
ステップ 3. USBケーブルを使用してSeeeduinoをPCに接続します。
Grove Base Shieldがない場合は、以下のようにGrove-Mech keycapをSeeeduinoに直接接続することもできます。
| Seeeduino | Grove - Digital Distance Interrupter 0.5 to 5cm |
|---|---|
| 5V | 赤 |
| GND | 黒 |
| 接続なし | 白 |
| D2 | 黄色 |
ソフトウェア
- ステップ 1. Arduino IDEを開き、新しいファイルを作成して、以下のコードを新しいファイルにコピーします。
/*
*
* Copyright (c) 2018 Seeed Technology Co., Ltd.
* Website : www.seeed.cc
* Author : downey
* Create Time: May 2018
* Change Log :
*
* The MIT License (MIT)
*
* Permission is hereby granted, free of charge, to any person obtaining a copy
* of this software and associated documentation files (the "Software"), to deal
* in the Software without restriction, including without limitation the rights
* to use, copy, modify, merge, publish, distribute, sublicense, and/or sell
* copies of the Software, and to permit persons to whom the Software is
* furnished to do so, subject to the following conditions:
*
* The above copyright notice and this permission notice shall be included in
* all copies or substantial portions of the Software.
*
* THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR
* IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF MERCHANTABILITY,
* FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND NONINFRINGEMENT. IN NO EVENT SHALL THE
* AUTHORS OR COPYRIGHT HOLDERS BE LIABLE FOR ANY CLAIM, DAMAGES OR OTHER
* LIABILITY, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, TORT OR OTHERWISE, ARISING FROM,
* OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE SOFTWARE OR THE USE OR OTHER DEALINGS IN
* THE SOFTWARE.
*/
#define SENSOR 2
void setup()
{
Serial.begin(115200);
pinMode(SENSOR,INPUT);
}
void loop()
{
short val=0;
val=digitalRead(SENSOR);
Serial.print("val=");
Serial.println((int)val);
if(0==val)
{
Serial.println("センサーがトリガーされました!!");
}
delay(100);
}
ステップ 2. デモをアップロードします。コードのアップロード方法がわからない場合は、コードのアップロード方法をご確認ください。
ステップ 3. Arduino IDEのシリアルモニターを開くには、ツール->シリアルモニターをクリックします。または++ctrl+shift+m++キーを同時に押します。ボーレートを115200に変更してください。 すべてが正常に動作すれば、このモジュールの出力を確認できます。
結果は以下のようになります：
val=1
val=1
val=1
val=1
val=1
val=1
val=0
センサーがトリガーされました!!
val=0
センサーがトリガーされました!!
val=0
センサーがトリガーされました!!
val=1
val=1
val=1
val=1
通常、このセンサーの出力は1（High）です。センサーの測定範囲内に物体が入ると、トリガーされて0（LOW）を出力します。
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