Grove - Serial RF Pro
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Grove-Serial RF Proは、433/470/868/915 MHzで動作する低コストで高性能な透過型FSKトランシーバーで、最適な性能は433M(デフォルト)で発揮されます。UARTインターフェースを備えており、UARTデータを提供するだけで簡単に無線データ伝送を実現できます。ユーザーはUARTボーレート、周波数、出力電力、データレート、周波数偏移、受信帯域幅などのパラメータを柔軟に設定できます。これは、無線データ伝送製品を設計するための理想的な選択肢であり、無線データ伝送分野で広く使用できます。
バージョントラッカー
リビジョン | 説明 | リリース |
---|---|---|
v0.9b | 初回公開リリース | NA |
特徴
- Grove互換
- 高出力電力
- 小型サイズ
- 長距離伝送
応用アイデア
- リモートコントロール、リモート測定システム
- ワイヤレスメーター
- アクセス制御
- 識別システム
- データ収集
- IT家庭用電化製品
- ベビーモニタリングシステム
仕様
項目 | 最小 | 典型 | 最大 | 単位 |
---|---|---|---|---|
動作電圧 | 4.75 | 5.0 | 5.25 | VDC |
スリープモード時の電流 | 1 | uA | ||
出力電力 | 1 | - | 20 | dB |
通信速度 | 1.2 | - | 115.2 | Kbps |
伝送距離(最大) | 1 | Km | ||
感度 | -117 | dBm | ||
通信プロトコル | UART | / | ||
動作温度 | -40 | - | +85 | ℃ |
インターフェース機能
パッドタイプ (5V ロジックレベル) | 説明 |
---|---|
G(GND) | グランドポート |
EN(ENABLE) | 通常モード(データ送受信)ではLowに設定(デフォルトは10kでGNDに接続)。 スリープモードにするにはHighに設定。 |
CON(CONFIG) | 設定モードではLowに設定(GNDに接続)。 通信モードではHighに設定(デフォルトはHigh)。 |
RX | UARTデータ入力 |
TX | UARTデータ出力 |
V(VCC) | 5V(+)電源用に設計 |
AT | アンテナピン |
はじめに
ここでは、2つのRF Pro Groveユニットが相互にデータを送受信するデモを紹介します。このデモを行うには、2つのRF Pro Groveユニットと2つのSeeeduinoが必要です。
- 1つのGrove - Serial RF ProをGrove - Base ShieldのUARTに接続し、Grove - Base ShieldをSeeeduinoに接続します。
- もう1つのGrove - Serial RF Proを同じ方法でSeeeduinoに接続します。
設定および問い合わせ方法
ENABLEピンがLOW、CONFIGピンがLOWの場合、モジュールは設定状態になります。赤と緑のLEDが点灯し続けると、設定状態に入ります。この状態でモジュールの設定および問い合わせを行うことができます。
CONピンをLOW/GNDに接続して設定モードに入ります。
コマンドを送信してモジュールの設定を変更したり、設定を問い合わせたりします。設定および問い合わせの指示についてはReferenceを参照してください。
設定指示のフォーマットは、AA+FA+[指示]+[パラメータ]です。指示は1バイト、パラメータは0~4バイトのHEXデータ(ビッグエンディアン順、高位バイトが先)です。
注意:
1) UARTの転送速度(デフォルトは9600、変更しない方が良い)を変更する場合は、必ず覚えておいてください。変更しないとモジュールを制御できなくなります。指示の転送速度もUARTの転送速度に応じて変更されます。指示の転送速度の範囲は1.2Kbps~115.2Kbpsです。
2) LEDの機能説明:
- 赤と緑のLEDは、電源が入りモジュールが動作しているときに点滅します。
- EN(ENABLE)ピンがLOW(デフォルトはLOW)、CON(Config)ピンがLOWの場合、モジュールは設定モードになります。設定モードでは、赤と緑のLEDが点灯し続けます。
- モジュールが設定モードでない場合、赤と緑のLEDは点灯し続けません。
- モジュールがデータを送信しているとき、赤いLEDが点滅します。送信が終了すると赤いLEDは消灯します。
- モジュールがデータを受信待機中の場合、緑のLEDは消灯します。データを受信すると緑のLEDが一度点滅します。
通信モード
以下のコードをSeeeduinoにアップロードしてください。アップロード方法が分からない場合はこちらをクリックしてください。
// データ送信ルーチン
// コンピュータとSoftSerial Shield間のリンク
// 9600 bps 8-N-1
// コンピュータはハードウェアUARTに接続
// SoftSerial ShieldはソフトウェアUART:D2&D3に接続
#include <SoftwareSerial.h>
SoftwareSerial SoftSerial(11, 10); // TX, RX
int buffer[64];
int count=0;
void setup()
{
SoftSerial.begin(9600); // SoftSerialのボーレート
Serial.begin(9600); // Arduinoのシリアルポートのボーレート
}
void loop()
{
delay(1000);
SoftSerial.write(0xAA);
SoftSerial.write(0xFA);
SoftSerial.write(0xE1);
if (SoftSerial.available()) // ソフトウェアシリアルポートからデータが来ている場合
{
while(SoftSerial.available()) // データをchar配列に読み込む
{
buffer[count++]=SoftSerial.read(); // 配列にデータを書き込む
if(count == 64)break;
}
for (int i=0; i<count; i++) {
Serial.print(buffer[i],HEX); // データ送信が終了していない場合、バッファをハードウェアシリアルポートに書き込む
}
clearBufferArray(); // 配列に保存されたデータをクリアする関数を呼び出す
count = 0; // whileループのカウンタをゼロに設定
}
if (Serial.available()) // ハードウェアシリアルポートにデータがある場合
SoftSerial.write(Serial.read()); // SoftSerial Shieldに書き込む
Serial.println("...");
}
void clearBufferArray() // 配列をクリアする関数
{
for (int i=0; i<count;i++)
{ buffer[i]=NULL;} // 配列のすべてのインデックスをNULLでクリア
}
- シリアルモニタを開くと、以下のように表示されます。
参考
以下の表は、Serial RF Pro v0.9bとのやり取りに関わるコマンドと応答を示しています。
命令(HEX) | 説明 | 設定命令(HEX) | 返却値 |
---|---|---|---|
F0 | デフォルトパラメータにリセット(UART転送速度を除く)、パラメータは後続しない | AA FA F0 | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
E1 | 現在の設定パラメータを読み取る、パラメータは後続しない | AA FA E1 | 16バイト: (**以下の順序に従う**)
|
D2 | 動作周波数を設定,[パラメータ]4バイト,[パラメータ]単位: Hz。 設定範囲: *HM-TRP-433: 414000000-454000000Hz; * HM-TRP-470: 450000000-490000000Hz; *HM-TRP-868: 849000000-889000000Hz; * HM-TRP-915: 895000000-935000000Hz | 例: *設定命令: AA FA D2 **36 89 CA C0**, 周波数を915000000Hzに設定。(**0x36 89 CA C0=915000000**) * 設定命令: AA FA D2 **19 DE 50 80**, 周波数を434000000Hzに設定。(**0x19 DE 50 80=434000000**) | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
C3 | 無線データレートを設定,[パラメータ]4バイト,[パラメータ]単位: bps。 設定範囲:1200-115200 bps | 例: *設定命令: AA FA C3 **00 00 25 80**,転送速度を9600bpsに設定。(**0x00 00 25 80=9600**) * 設定命令: AA FA C3 **00 00 96 00**, 転送速度を38400bpsに設定。(**0x00 00 96 00=38400**) | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
B4 | 受信帯域幅を設定,[パラメータ]2バイト,[パラメータ]単位: KHz 設定範囲:30-620KHz | 例: *設定命令: AA FA B4 **00 69**, 受信帯域幅を105KHzに設定。(**0x00 69=105**) * 設定命令: AA FA B4 **01 2C**, 受信帯域幅を300KHzに設定。(**0x01 2C=300**) | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
A5 | 周波数偏差を設定,[パラメータ]1バイト,[パラメータ]単位: KHz 設定範囲:10-160KHz | 例: *設定命令: AA FA A5 **23**, 変調周波数を35KHzに設定。(**0x23=35**) * 設定命令: AA FA A5 **32**, 変調周波数を50KHzに設定。(**0x32=50**) | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
96 | 送信電力を設定 ,[パラメータ]1バイト,0~7レベル 設定範囲:0-7レベル(1-20 dBm) | 例: *設定命令: AA FA 96 **07**, 送信電力をレベル7 (+20 dBm)に設定 * 設定命令:AA FA 96 **03**, 送信電力をレベル3 (+8 dBm)に設定
| 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
1E | UART転送速度を設定,[パラメータ]4バイト,[パラメータ]単位: bps 設定範囲:1200-115200 bps | 例: *設定命令 :AA FA 1E **00 00 25 80**,転送速度を9600bpsに設定。(**0x00 00 25 80=9600**) * 設定命令 :AA FA 1E **00 00 96 00**, 転送速度を38400bpsに設定。(**0x00 00 96 00=38400**) | 4F 4B 0D 0A (OK /r/n) |
87 | 有効データを受信する際の無線信号強度、[パラメータ]は後続しない | 設定命令:AA FA 87  | RSSI値は8ビット、範囲: 0-255 |
78 | 無線信号強度の妨害、[パラメータ]は後続しない 注意: *変調指数 : h = Fd/Rb, 範囲は0.5 ~ 32。 * h>1の場合、BW =Rb+2Fd; h<1の場合、BW =2Rb+ Fd。 | 設定命令:AA FA 78 | RSSI値は8ビット , 範囲: 0-255 |
リソース
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